笑ってばかりもいられない

気になっていた『日本人の知らない日本語』後輩が持っていたので、借りました。
外国人の鋭い、そしてマニアックな質問や勘違いは笑えるけど、日本語の歴史とか（「です」や「オイコラ」「お」と「を」とか）、間違って流通している敬語など、かなり勉強になります。
正しい日本語の勉強をしないと、日本語を勉強した外国人に笑われたり、敬語を教えられたりするのかも。
（既にそうなっていたりして…。）

今年の夏も

角川文庫、夏の100冊から２冊購入。
　『ゆめつげ』　畠中恵
　『ユージニア』　恩田陸
決して、某カエル型宇宙人のブックカバーのためだけではない（ブックカバーほしさも、否定はしないが）。
歴史モノが続いたので現代モノと思っていたけど、とりあえず読みやすそうな『ゆめつげ』から読むことにします。またも時代は幕末。（笑）

『胡蝶の夢』は読み終わりました。通勤中くらいしか読まないので、時間が掛かる。もうちょっと本を読まなきゃなぁ。

貸したり借りたり

北方三国志を読書中のゲーマーな後輩から、面白い本を借りました。
　・13歳からの論理ノート
　・殿といっしょ（１～３巻）

論理ノートは「30分で読めて一生役に立つ」って書いているけど、30分で読むだけならできても、理解するのは無理だと思った。でも、わかりやすくて面白いです。読んで理解した点を踏まえて、実践で生かさなきゃ意味がないんだけど。（そこが問題！）
これを読むと、友愛の人のツッコミを聞いて（この人に限ったことじゃないけど）、全然論理的って言えないんだろうなぁとは思えるようになりました。アイデアマラソンの樋口氏も書かれていたけど、この本でも日本教育の偏りを指摘されていて、考えて伝えるための方法というのは、各自で努力するしかないんだろうかと思った。基本的なスキルは、学校教育で伝えてくれないと、考える・伝えること自体に意味がないと思う人もいるんじゃないだろうか。社会人になってからの苦労を、少しは軽減できると思うんだけど、「社会は厳しい」って言うだけで、必要な基本的なスキルさえ教えないまま社会に放り出すのは、無責任って言えるような気もする。

もう１つの漫画のほうは、歴史好きで、それをネタにした漫画を笑える人なら楽しめるんじゃないかな。
交換で、『へうげもの』を貸したら喜ばれました。

総理も愛読

すごく気になっていた漫画『ローゼンメイデン』全８巻、職場の後輩が大人買いしたというので、貸して貰いました。爆弾を抱えた気分だったそうです。（笑）
今、ヤンジャンで連載再開していますが、編集と揉めたとしか思えない中途半端な終わりまでの８冊は、中途半端ながら非常に楽しめました。さっき気付いたんだけど（遅いとか言わないように）、タイトルは現在ヤンジャンでは『ローゼンメイデン』とカタカナ表記になっていて、借りたのは背表紙がカタカナで、表紙は『RozenMaiden』になっていました。
かなり乙女チックな絵柄だけど、話は面白かった。雛苺で泣けた…。でもあの中途半端な完結は、あんまりだと思う。大人の事情ってやつなんだろうけど。連載再開後の単行本を、うっかり買ってしまいそうで怖い。

正直、恥ずかしかった

『世界一の美女になるダイエット』
タイトルがタイトルだけに（笑）、買うのは恥ずかしかった。まだ読んでる最中だけど、結構面白い。
最近、食生活を改善したいと思っていたので、勉強になります。
世界一の美女って書いてるけど、要するに美って健康なしにあり得ないよね、と思う。全部実践は無理だけど、できる範囲でやってみたいです。

とりあえず続けてみようと思って買ったもの。
　・トマト
　・青汁
　・無塩ミックスナッツ

母が数年、毎朝トマトにしらす干と黒ゴマをかけたサラダを食べていたら、白髪が減ったと言っていたけど、これも理に適っているみたい。

神と仏＠立川

通勤のお供は『胡蝶の夢』
『世に棲む日日』と迷ったけど、別視点から見る幕末を読んでたいと思って、先に『胡蝶の夢』に手を出しました。

楽しみにしている漫画『聖☆おにいさん』の３巻。
大天使にマーラ、梵天、ペトロが登場。宗教に詳しくなれそうです。（笑）
面白くて大好きなんですが、宗教関係からクレームが出て打ち切られたらどうしよう、と本気で心配しています。

寒さは彼岸から

暑さ寒さも彼岸までという言葉が該当しない地域在住ながら、先週は暖かかったし、雪もだいぶ溶けたので、春よ来いの願いを込めてテンプレを変えたのに寒かった…。
明日も寒いらしい。

入院中、『菜の花の沖』を読み終わりました。
嘉兵衛は偉大だと思いました。
日本の船、航海から蝦夷地の開拓、商業と経済の影響まで嘉兵衛の人生を通して、幅広く書かれて勉強になりました。ロシアの歴史も面白かった！
北海道に住んでいながら、松前藩とアイヌを虐げてきた藩の仕組みを知らなかったのは、恥ずかしい限り。そしてアイヌに同情して生活向上のために尽力したのが、幕府だったことも知らなかった。
司馬遼太郎が１番偉い日本人として、嘉兵衛の名を挙げていたのも納得な作品で非常に読み応えがありました。大満足の全６冊です。