犬嫌いの弟が、小6の時に拾って来たワンコ。
父に怒られたけど、すぐに父のハートを射止め、いろんなところに行きました。
車好きで、キャンプ、ドライブ、真冬の富良野(氷点下25度)……。
庭の芝桜がワンコのトイレで、散歩よりも家族と一緒にいるのが大好きな子でした。
父が釣りの餌にしていたサンマを食べて、釣り針が頬にひっかかったことも。
臆病で、お利口で、よく言葉がわかって、人見知りが激しい、可愛い妹。
引越す前に体調を崩し、15歳の高齢で子宮摘出の手術を受け、術後は点滴のチューブを何本も噛み千切って持て余されて退院。獣医さんに懐かずに唸り続け、ヘルニア寸前になったワンコ。
寒がりで、弟が実家にいた時は、ストーブの前の取り合いが冬の朝のよくある光景でした。
子猫や風に揺れるゴミ袋にも「キャン」と鳴くほどチキンなのに、豊平川を遡上する鮭を追って川に飛び込んだ若かりし頃。
今年になってボケが進行してから隙間に入り、出られなくて鳴いたり、隙間に頭を突っ込んで尻尾を振り、家族を不安にさせたことも。(笑)
18年、家族の一員だったワンコの思い出は書ききれないほどたくさんで、どれも大切なものばかり。今はまだ辛いけど、もう少ししたらワンコの写真を見て、笑いながら思い出話に花を咲かせたいです。
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