365 分の１

38週目の健診前日の朝、子供たちを保育園に連れて行く前に、おしるし発見。その後、破水のため、子供を母に任せて（二世帯って便利）、世帯主と共に病院へ。
お腹は相当重たいけど、前回「まだ先だね」と言われたことと「でも、破水は予測できないから」と言われたことを思い出す。病院へ行くと、高位破水で、子宮口も閉じているし、胎児も上なので初めての促進剤。

臨月の内診も痛いけど、破水かどうか確認するグリグリも、麻酔がほしい痛さでした。先生が「うん、痛いよね。気持ちわかるけど、ちょっと頑張って」と言ったけど、先生は男性だからわからないんじゃないかとか、そんなことを思いました。

１時間置きに服用し、３度目の促進剤でかなりの腹痛。この根性ナシは「麻酔まだ？」「痛いです」と言い続け、陣痛の波が押し寄せる度に、マリックの如くキテマスを連呼。漸く麻酔を打って貰うと、疲れたのか分娩台で１時間弱寝る。隣で世帯主も寝る。
目を覚ますと隣の分娩台では出産、その間、わたしの子宮口もマックス。縫合中の先生に「終わったら行くから、ゆっくりやってて」とムチャを言われる。が、麻酔が効いているので、こっちも余裕。
３人目にしてやっといきみ方がわかったのか、今回横から先生にお腹を押されたものの、３回くらいで出産。所要時間３時間少々、3208g で１番大きい子でした。

産後も疲れたのか寝たり起きたりを繰り返し、今回は子宮収縮に加え、止血剤の点滴にガーゼ７枚と、ちょっと出血量が多かったらしく、貧血のようにフラフラで同期が酷く、出産した日は１番ダメージを感じました。でも、お股の痛みは１番軽いような気がする。
後日看護婦さんから聞いたんですが、子宮収縮の痛みは子供の数に比例し、切開や縫合の痛みは慣れるのか反比例するらしい。
初めて促進剤のお世話になり、無痛じゃない出産って無理だわ、と痛感しました。（笑）

出産した日は、偶然にも長女の誕生日。弟からは「365分の１の奇跡」というメールが届きました。
確かにスゴイ偶然！　母は保育園の先生からも「同じ誕生日ってすごいですね」と言われたようです。