知的財産の保護

毎日ってわけじゃありませんが、昼休みは青空文庫で芥川竜之介を読んだりします。
それで気になる、著作権保護延長問題。作者の死後50年から、70年に延長しようという流れがあるようです。寧ろ短縮してほしいくらいなのに。（笑）
作者が生存中はもちろん、作品を作り出すために大変苦労なさって、まさに自分の人生を賭けたものに対して、保護を行うのは当然だと思います。
でも死後50年あるいは70年で、保護の恩恵（ストレートに言ってしまえば金銭）を受領するのは子孫なわけですよね？　子孫に美田を残すために、作品を創造したの？　純粋に疑問に感じます。
もし生前、作者に借金があれば、著作権保護の延長で清算ということもあるでしょうけど。
金銭だけの問題じゃないと思いますが、真先に浮かんだのがそんなことでした。

あ、ただいま司馬作品は『箱根の坂』を読んでいます。スイスイ読める作品です。