平穏な日常や趣味、育児のこと。
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先日、やっと、やっと陳舜臣の『秘本三国志』に着手しました。
陳氏は十年くらい前に小説十八史略を数冊読んで、『燃えよ剣』を読んだ時と同じ感動を覚えました。全巻読み終わる前に、所有者(弟)が持って帰ったので憤慨したものです。この人の作品ならもっと読みたいなぁと思いつつ、仕事が忙しかったり、本を読まなかったり、他の作家にハマったり、何だか縁の薄い人なのかと勝手なことを思ったものです。 この本も柴練と吉川版三国志を読んだ、(多分)3年ほど前から気になっていました。まだ1巻の半分ほどしか読んでいませんが、非常に面白い! 演義に於ける創作を否定し、推理作家らしい考察を交えたものになっています。wikiによると、日本で初めての三国志正史系列の小説らしいです。 聖人・劉備に敵対する悪役・曹操という構図に違和感があったので、演義のイメージを覆す人物像を素直に面白いと受け入れられます。序盤ですっかりハマって、陳ブームが漸く到来の予感です。(笑) すごい運命と思ってしまうのが、この人と司馬遼太郎氏が大阪外大の同期だという事実。 ふたりとも文章がシンプルで読みやすく、作品の世界に引き込まれます。 この時期のお約束、角川文庫は『ブレイブ・ストーリー』は確定。 でも今回、ケロロよりもシュレックが気になる。あと鬼太郎。ブックカバーは使わないのに、どうしてほしくなるんだろう? PR |
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